鹿児島実 「スターバックス」が大暴れ!WTB山内ら計10トライで同校花園最多68得点

2021年12月28日 05:30

ラグビー

鹿児島実 「スターバックス」が大暴れ!WTB山内ら計10トライで同校花園最多68得点
<近大和歌山・鹿児島実>後半、タックルを振り切り、独走トライを決める鹿児島実・山内(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー1回戦   鹿児島実68-0近大和歌山 ( 2021年12月27日    花園ラグビー場 )】 鹿児島実はコーヒー好きの富田昌浩監督(44)が命名した「スターバックス」が躍動。10トライで同校の花園最多となる68得点を奪って快勝発進だ。
 けん引したのはWTBの山内義信だ。前半27分にトライを決めると、30分には右サイドから左サイドへの大きな展開のこぼれ球を決めきった。圧巻は後半13分。自陣22メートルで「来ると思った」と狙い通りにインターセプトし、50メートル6秒1の脚力で独走トライを決めた。

 前回大会では初戦を突破したものの2回戦で常翔学園に7―67で大敗。「1回のチャンスをトライに結びつける」をテーマに取り組んできた。相手を圧倒し、富田監督は「リスクを恐れずチャレンジして走り回ってくれた。より進化していると感じる」とバックス陣に手応えをにじませた。

 30日の2回戦・国学院久我山戦では1984年の初勝利から7度はね返されてきた花園2勝目に挑戦だ。山内は「昨年の先輩の姿を見て花園で借りを返す目標があった。最後まで走って食らいつきたい」と目をギラギラさせた。

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