【玉ノ井親方 視点】2敗の宝富士は優勝争いのキーマンになる可能性がある 派手さはないが重さがある
2022年01月18日 19:25
相撲
34歳のベテラン。普通は年齢を重ねると、体のどこかに緩みが出てくる。しかし、彼は若い頃と変わらずパンパンに張った体をしている。それだけ普段から、しこやてっぽうなどの基礎運動をしっかりとやっている証拠だろう。今場所は特に、体づくりと体調管理がうまくできたのではないか。
西7枚目だが、今後の展開次第では御嶽海と当たる可能性も十分ある。そうなれば、兄弟弟子の照ノ富士を援護射撃できる立場になり、賜杯の行方を左右するキーマンになりそうだ。(元大関・栃東)