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昨季4強の京産大が始動 新制度「共同主将」がスローガン「Tough(タフ)」に決定 

2022年03月01日 18:43

ラグビー

昨季4強の京産大が始動 新制度「共同主将」がスローガン「Tough(タフ)」に決定 
共同主将として京産大初の大学日本一を目指す福西隼杜(左)と家村健太(右) Photo By スポニチ
 今年度の全国大学ラグビー選手権で15季ぶりの4強入りを果たした関西王者・京産大が1日、京都市内の同大球技場で初の日本一へ向けて始動した。就任2年目の広瀬佳司監督(48)が「学生の主体性をもっと引き出したい」という意図で新チームの主将に指名したのはフランカー福西隼杜(3年)とSO家村健太(3年)。今季のチームを引っ張ったプロップ平野叶翔(4年)ら3人の「リーダー」よりさらに強いリーダーシップを求めて2人の呼称も「共同主将」に改めた。
 その2人が話し合って決めた新チームのスローガンは「Tough(タフ)」。この日のチームミーティングで発表された。

 「(対戦)相手や試合を観に来てくれた方が“京産はタフやなあ”と思うようなチームをつくたい」と話すのは兵庫・報徳学園高でも主将を務めていた福西共同主将。試合だけでなく練習、寮生活でもこれまで以上のハードワークでチームを引っ張っていくつもりだという。

 帝京大に30―37で敗れた全国大学選手権準決勝のベンチ入りメンバー23人中14人、先発メンバー15人中9人が1~3年生。初の日本一へ下地は既にできているとも言えるが、家村共同主将の考えは違う。

 「経験を積むことができたのはプラスですが、去年のベスト4は関係ない。新しい気持ちで一から作り上げて日本一を獲りたい」

 チーム内の競走はもちろん、全てゼロからの挑戦を強調した。

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