【米男子ゴルフツアーアーノルド・パーマー招待 最終日 ( 2022年3月6日 フロリダ州ベイヒル・クラブ=7466ヤード、パー72 )】
58位から出た松山英樹(30=LEXUS)は強風の中、6バーディー、4ボギーの70と伸ばし、通算3オーバーの20位で終えた。4位から72で回ったスコッティ・シェフラー(25=米国)が通算5アンダーでツアー通算2勝目。ポイントレースでも松山を抜いてトップに立った。
強風の最終日はアンダーパーが4人だけ。松山は4日間でベストの70と底力を発揮し、順位を上げた。3番で11メートルを沈めて勢いに乗ると4番はカラーから6メートルをねじ込むなど序盤からグリーン上が好調。2つスコアを伸ばして前半を折り返し、風が強まった後半も崩れなかった。ラウンド中の表情は明るく、「また来週」とコースを後に。次戦につながる結果を得て、第5のメジャーと呼ばれる10日開幕のプレーヤーズ選手権に臨む。