奈紗「手も震える」単独首位で最終日 世界1位高真栄とマッチレースも「プレーに集中」

2022年04月25日 02:30

ゴルフ

奈紗「手も震える」単独首位で最終日 世界1位高真栄とマッチレースも「プレーに集中」
ショットを放つ畑岡(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー DIOインプラントLAオープン第3日 ( 2022年4月23日    カリフォルニア州 ウィルシャーCC=6447ヤード、パー71 )】 前日に日没順延となった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われた。第3Rを世界ランキング1位の高真栄(26=韓国)と並んで首位で出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)が5バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算11アンダーの単独首位に立った。2位のハナ・グリーン(25=オーストラリア)とは4打差。第3Rを71で回った渋野日向子(23=サントリー)は通算3オーバーの57位となった。
 世界ランク1位の実力者とのマッチレースとなった第3R。畑岡は「自分のプレーに集中しよう」と自らに言い聞かせた。通算10アンダーで並んで迎えた16番パー4。第2打をピン奥1・5メートルにつけてバーディーを奪い、ボギーだった高真栄に2打差をつけた。17番で差はさらに広がり、2位と4打差でムービングデーを終えた。

 「後半は緊張感が高かったが、上位で戦っている証拠。こういう位置で戦えていることは自信になる」

 因縁の相手だった。昨季最終戦、高真栄に1打及ばず2位となって賞金ランク1位を逃した。そんな好敵手との優勝争い。緊張感の中でもパーオン率は88・89%に達した。第2日でのスイング時にボール1個分ほど球に近づくという気づきが、高精度のショットにつながっている。

 単独首位で臨む最終日。「やっているときはドキドキして手も震える。でも上位で戦いたい。それに打ち勝たないといけない」。その先に昨年9月以来の米通算6勝目、日米通算11勝目が待っている。

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