埼玉のイケメンWTB竹山「勝って終わりたい」自身初のファイナルへ ラグビーリーグワン

2022年05月24日 21:16

ラグビー

埼玉のイケメンWTB竹山「勝って終わりたい」自身初のファイナルへ ラグビーリーグワン
埼玉・竹山(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワンの埼玉(旧パナソニック)が24日、初代王者を懸けて東京SG(旧サントリー)と対戦するプレーオフ決勝(29日、東京・国立競技場)に向けて埼玉県熊谷市で練習を再開。22日の準決勝では90メートルを独走するトライを挙げたWTB竹山晃暉(25)が練習後に取材に応じ、「泣いても笑っても残り1試合しかないので、どうせなら勝って終わりたい。そのために80分間、シンプルに泥臭くプレーしたい」と抱負の述べた。
 チームとしてはトップリーグ最終年だった昨季に続く“2連覇”がかかる大一番。シーズンの新人賞に輝いた竹山自身もレギュラーシーズン全7試合に出場して通算6トライを挙げる活躍を見せたが、左足首の故障でプレーオフは1試合も出場できず。「優勝は素直にうれしかった」としながらも、「ピッチに立てない悔しさは(今季に)生きている」と話した。

 その新リーグ元年はレギュラーシーズン13試合に出場してリーグ3位タイの10トライをマーク。14番に定着し、パフォーマンスが認められる形で今夏の日本代表候補にも選ばれた。“悔しさ”を生かしたのが練習や試合前後の体のケアで、「体の状態をしっかり把握することを重点的にやってきた。去年よりも(自分の)体の特徴を理解してケアしてきたので、大きなケガなくここまで来られた」とピッチでの活躍につなげた。

 国立競技場ではリーグ初開催で、メンバーに選ばれればファイナルの舞台に立つのも初めて。それでも「(心理状態は)思ったよりは普通。いい積み重ねができている。だからこそいつも通り」と平常心を明かした竹山。再び快足を飛ばし、まばゆいほどの笑顔を浮かべながら国立のインゴールへ飛び込む。

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