サントリー・レディース 堀琴音が5パットの悪夢から68と巻き返し「昨日は悔しくで眠れなかった」

2022年06月10日 15:27

ゴルフ

サントリー・レディース 堀琴音が5パットの悪夢から68と巻き返し「昨日は悔しくで眠れなかった」
<サントリーレディース第2日>前日に5パットした鬼門の18番で、2パット圏内に寄せホッとした表情の堀琴音とキャディー(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフ サントリー・レディース第2日 ( 2022年6月10日    兵庫・六甲国際GC )】 堀琴音(26=ダイセル)が5パットの悪夢を払拭(ふっしょく)して68の通算5アンダーで回り、ホールアウトした時点で3打差の7位まで順位を上げた。
 「ショットの調子が良かったので、結構バーディーチャンスを何度もつくれたのが良かったと思います。昨日もショットは悪くなかったんですけど、18番だけやってしまって。イージーミスをなくしていけば、どうにかなるかなと思っていました」

 前夜は悔しさでなかなか寝つけなかった。ショックなプレーが起きたのは通算4アンダーで迎えた18番パー4だった。第2打をピン右手前20メートルと遠くに乗せてしまい、最初のパットを強めに打ち過ぎて5メートルもオーハー。「気持ちが入っちゃって、もう一回打ってしまった」とパーパットも1メートルオーバー。3パット目がカップに蹴られ1・5メートルそれる。4パット目が10センチ外れ、5パット目でようやくカップイン。トリプルボギーを叩いて34位まで後退してしまった。

 「そこまで4アンダーできていて、良い順位だった。ショットも悪くなくて、むしろチャンスがあった。5パットは人生初と言いたいところですが、実は2回目。落ち込んだというより、悔しいの一言です」と振り返った。

 5パットは20年伊藤園レディース初日の10番以来、自身2度目。最近では小祝さくらが昨年のワールド・サロンパス・カップ初日の17番で経験している。

 前夜は「悔しさしかなかったです」と午後9時前にベッドに入ったが「(同)11時半まで眠れなかったですね」と苦笑いした。

 それでも「フィーリングが悪くなくての5パットだった。悪くないのにやっちゃったというのを冷静に理解できた。だから、ホールアウト後もパットの練習をしないで、悪いイメージを引きずらなかった」と気持ちを切り替え第2ラウンドに臨んだ。

 そして、スタートホールの10番で1・5メートルのパーパットをしっかり決めてリズムをつかむと、続く11、12番でいずれも2メートルのバーディーチャンスを沈めて、68の好スコアにつなげた。

 3月のTポイント×ENEOSで優勝した今季は、年間複数回Vを目標に掲げている。今大会にはメジャーの全英女子オープンの出場資格も懸かることから「優勝して切符を手に入れたい」と決意を口にした。 

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