サニブラウンが世陸へ前進!男子100メートル準決勝10秒04で参加標準突破 決勝3位以内で内定
2022年06月10日 05:30
陸上
準決勝では、予想外の光景が広がっていた。1組目で桐生のスピードが伸びきらずに4着。2組目だった前回王者の多田は準決勝で散った。そして、出番の3組目。サニブラウンに、波乱は関係なかった。あくまで「自分との戦い」とレースを捉え、自らに集中を研ぎ澄ました結果の好タイムだった。
昨年の日本選手権では同じ会場の長居で100メートル6位。東京五輪の出場権を逃した。200メートルで出場した東京五輪も、全47選手中44番目のタイムで予選落ち。ヘルニアによる腰痛で「歩いただけで神経痛がひどかった」という。それ以降は週6日の練習サイクルを2日連続で追い込んで1日休みに変更し、ウエートトレーニングのアプローチも試行錯誤。「今年(競技が)できているのは幸せ。久しぶりに体もスッキリして陸上を楽しめている」。予選でもただ一人10秒1台と結果を出し、自信を深めた。
決勝3位以内で世界選手権代表に内定するが、19年に自身が出した大会記録10秒02の更新、その先の9秒台も視野に入る。「やることをやればタイムはもっと出る。全力を出し切って、悔いの残らないようにしっかり良い走りができれば」。心技体がそろった時、夢の記録が生まれる。
▽男子100メートル世界選手権の出場条件 日本選手権3位以上の成績を収めた上で、同大会終了時点までに参加標準記録10秒05を突破した選手が即時内定となる。3位以内の選手が参加標準記録を満たしていない場合は、26日の有効期間終了までの記録突破、または、29日に世界陸連が公表するワールドランキングで出場資格を獲得すれば出場が決まる。
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