元サッカー日本代表の鈴木啓太氏「やれることからやる」ゴルフブランド展示会でSDGsへの思い

2022年08月03日 18:03

ゴルフ

　株式会社TSIは3日、東京都内で同社が傘下に置く7つのゴルフアパレルブランドによる「TSI　ALL　GOLF　BRAND　サステナブル展示会」を開催した。展示会は7ブランドのSDGs達成のための取り組みなどを紹介するもの。午後には元サッカー日本代表の鈴木啓太氏が来場し、同社の仙座学上席執行役員とトークセッションを行った。

　同社ではゴルフが自然環境と密接に関わるスポーツであることから、アパレルブランドとしても持続可能な開発目標（SDGs）を掲げる。すでに傘下ブランドのウエアや包装紙にはリサイクル素材や自然に優しい素材を積極的に活用。また一部ブランドでは割引セールを行わないなど、生産量をコントロールする取り組みなども行っているという。

　今年3月からPINGのアンバサダーを務める鈴木氏は、こうした取り組みを紹介され「凄く世の中のことを考えないといけない時代に入った。ゴルフはエンジョイするものではあるが、森林や自然（への影響が）どうなんだという疑問もある。ぜひ、やれることからやる、伝えられることを伝えようと思った」と話した。

　ゴルフは15年の現役引退直前から開始し、ベストスコアは最近更新したという71。「人生のような修行のような、たまにごほうびをくれる（スポーツ）。（ベストスコア）72を出してから全然うまくならず、どんどん下手になっていたが、71が出た。ごほうびですね」と魅力を語った。