小平奈緒 引退レースへ調整「最後まで氷と仲良くしたい」満員は「長野五輪以来」全日本距離別

2022年10月20日 11:45

スピードスケート

小平奈緒 引退レースへ調整「最後まで氷と仲良くしたい」満員は「長野五輪以来」全日本距離別
小平奈緒 Photo By スポニチ
 スピードスケートの新シーズンの幕開けを告げる全日本距離別選手権が21日、長野市エムウェーブで開幕する。18年平昌五輪女子500メートル金メダルの小平奈緒(36=相沢病院)は今大会を最後に引退することを表明しており、大会2日目の女子500メートルが現役最後のレースとなる。20日には本番会場で約1時間調整し「体の状態を含めて氷とのやり取りはマッチしている。この1週間は氷と意気投合している感覚があるので、最後まで仲良くしたい。ありのままでリンクに立っていたいと思います」と語った。
 会場の収容人数は6400で、大会2日目は満員になる見通し。関係者は「エムウエーブが満員になるのは(98年)長野五輪以来だと思います」と説明した。小平は「長野で生まれて長野で育った私としてはありがたい。(満員の会場の雰囲気は)長野五輪を画面で通してしか感じていない。どういう状況なのか体験してみないと分からないが、想像していたものなのか、違った景色が見られるのか、楽しみにしています」と気持ちを高ぶらせた。

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