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日体大・中村泰輝は準優勝 勝負の団体戦へ切り替え「明日が本番」全国学生相撲選手権

2022年11月05日 22:55

相撲

日体大・中村泰輝は準優勝 勝負の団体戦へ切り替え「明日が本番」全国学生相撲選手権
個人戦優勝のチョイジルスレン(左)と準優勝の中村泰輝(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 第100回記念全国学生相撲選手権大会の第1日が5日、東京・両国国技館で行われ、チョイジルスレン(日体大4年)が個人戦を制して学生横綱を獲得した。優勝候補筆頭に挙げられていた昨年のアマチュア横綱・中村泰輝(日体大4年)は、史上初の日体大同士となった決勝で惜しくも敗れた。
 中村は19年以来自身2度目の学生横綱獲得ならず。決勝、立ち合い右差し狙いからはたいて右へ右へ回り込み、土俵際で右上手に手をかけたが先に土俵を割った。「引っ張り込んで負けてしまった。それが敗因」と反省。ただ、準決勝までの5試合は一歩も下がることなく前に出ての圧勝だったため「準決勝までのガンガン前に攻める相撲が自分の強みだと思うので、それをしっかり出せるように」と、あす6日に行われる団体戦へ切り替えた。

 個人優勝は逃したが、学生にとって最大の目標は団体戦の優勝。「もう十数時間後にはここで団体戦があるので、気持ちのコントロールが大事。負けて下を向いてはいられない」と前を向いた。「明日が本番なので」とより一層気合が入る。「日体大のために、チームのために、齋藤一雄監督のために、明日頑張ります」。主将として、学生として、アマチュア選手として臨む最後の団体戦へ力を込めた。

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