リーグワン・トヨタ古川聖人、姫野と共同主将として「自分の色を出していきたい」

2022年12月06日 13:52

ラグビー

リーグワン・トヨタ古川聖人、姫野と共同主将として「自分の色を出していきたい」
会見に出席した(左から)スティーブ・ハンセン・ディレクターオブラグビー、古川聖人、福田健太、ベン・へリングHC(チーム提供写真) Photo By 提供写真
 ラグビー・リーグワンのトヨタは6日、愛知県豊田市内で開幕前会見を行い、今季から指揮を執るベン・へリング・ヘッドコーチ(HC)、共同主将のフランカー古川聖人(26)、SH福田健太(25)が出席した。
 17日の開幕に向け、ここまでの練習試合は6試合を戦い、5勝1分けで負けなし。へリングHCは「良いプレシーズンになっており、チームも一つにまとまっている」と手応えを得ている。

 古川は日本代表として参加していた欧州遠征からチームに戻ってきた。今季からNo・8姫野和樹(28)との共同主将に就任。姫野からは「しっかり、(自分で)引っ張っていけ」と言葉をもらったという。「自分の色を出していきたい。まずはプレー、姿勢で引っ張っていく」と古川。この日が26歳の誕生日でもあり、会見終盤には同期の福田からバースデーケーキをサプライズプレゼントされ「キャプテンとしてチャレンジな1年になる」と決意を新たにした。

 福田は古川や姫野ら代表組不在の間、リーダーシップを発揮。「意識したのはスタンダードを下げず、(シーズンを戦い抜く)土台をつくること」とチームをけん引した。

 リーグワン初年度となった昨季は5位で、上位4チームによるプレーオフ(PO)を惜しくも逃した。福田は「先を見すぎに一歩一歩やっていきたい」と目の前に集中する姿勢を強調したが、チームとしてまずはPO進出を目指す。17日の開幕戦では、ホーム・豊田スタジアムで静岡と戦う。古川は「自分たちがやってきたことをぶつけていく。楽しみ」と待ち望んだ。

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