不祥事のラグビー日野 本社社長らが日本協会とリーグを訪問し謝罪

2023年02月15日 17:32

ラグビー

不祥事のラグビー日野 本社社長らが日本協会とリーグを訪問し謝罪
日野レッドドルフィンズのユニホームに刻まれたチームロゴ Photo By スポニチ
 昨年10月末の別府合宿中に同市内の飲食店で選手ら24人が不適切な行動を起こしたことが明るみとなり、無期限の活動停止中となっているラグビーリーグワン2部の日野の志賀得一部長、田中勝利ゼネラルマネジャー(GM)、日野自動車の小木曽聡社長が15日、東京都内で日本ラグビー協会とリーグワンの幹部と面会し、今回の騒動について謝罪した。
 チームは今月3日にオンラインで謝罪会見を開き、同日から活動を停止。4日の江東戦を出場辞退し、18日に予定されていた江東戦の出場辞退も決まっている。選手のうち社員は通常勤務を行っており、プロ選手については個人の判断でトレーニングを行っているものの、チーム施設は使用禁止になっているという。

 謝罪訪問後、報道陣の取材に応じた志賀部長は、「報告というよりはお詫びに伺った。今日ここに来たから、明日から(活動を)やるというレベルの理解はない。チーム側が何か言える立場にはない」と話し、活動再開のめどは立っていないと説明。今回の不祥事についても「会社が重く受け止めている。難しい立場ではあるが、そういう理解をしている」と語った。

 訪問を受けたリーグワンの東海林一専務理事によれば、今回の一件でリーグは日本協会の規律委員会に諮ることを決定。今後は同協会の倫理処分規定に基づき、処分が決定することになった。第7節以降の試合出場についても、対戦相手や来場者に与える影響が大きいことから、「もう少しだけ時間が掛かるようだが、そこは(日野と)連携して、早く説明できるようにする」と話した。

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