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レイカーズは西最下位のロケッツに苦杯 八村は先発したものの5得点 リバウンド「0」は3回目

2023年03月16日 11:46

バスケット

レイカーズは西最下位のロケッツに苦杯 八村は先発したものの5得点 リバウンド「0」は3回目
ロケッツのシェングンをマークするレイカーズの八村(AP) Photo By AP
 西地区全体10位のレイカーズは14日、敵地ヒューストン(テキサス州)で同最下位のロケッツと対戦したが、110―114(前半48―62)で敗れて34勝36敗。試合のなかった11位ジャズと12位ペリカンズ(ともに33勝36敗)とは0・5ゲーム差となった。
 今季26・1得点、12・6リバウンドをマークしていたアンソニー・デービス(30)は脚に不安を抱えているために2日連続の試合となったこの日は欠場。マジックから獲得したセンターのモー・バンバ(24)も足首の故障ですでに戦列を離れているため、レイカーズはジャレッド・バンダービルト(23)と八村塁(25)の203センチが最長身というスモール・ラインアップで試合に臨んだ。八村の先発はレイカーズでは12試合ぶり9回目。バンダービルトとともにセンター・ポジションをこなしながらの一戦となった。

 ロケッツは西地区全体最下位の15位ながら、13日には東地区全体2位のセルティクスを111―109で撃破したばかり。レイカーズは第1Qで19―31と出遅れ、第2Q終了間際には最大18点差のビハインドとなった。第4Q序盤と終了間際に4点差まで詰め寄ったが、リードした時間は試合開始早々の15秒間のみ。今季初となる勝率5割到達への挑戦はこれが2度目だったが、いずれも黒星で“借金返済”はできなかった。

 先発した八村は第2Qに入ると2分15秒間のプレータイムしか与えられず、後半はベンチスタート。結局17分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は5本中2本(うち3点シュートは3本中1本)で5得点。ブロックショットは1つ記録したもののリバウンドは皆無で、「0」で終わったのは21年3月12日の76ers戦(21分)と23年1月6日のサンダー戦(19分)に続いて通算199試合で3回目となった。2ケタ得点は4試合連続でストップ。出場時間帯のチームスコアは両軍併せてワーストの「マイナス15」だった。

 レイカーズではガードのディアンジェロ・ラッセル(27)が18得点と7アシスト、バンダービルトが13得点と10リバウンド、ベンチから出たオースティン・リーブス(24)がチーム最多の24得点を稼いだものの、14日のペリカンズ戦で46・2%(39本中18本)を記録したチームの3点シュート成功率は25・0%(44本中11本)にまで低下。チーム・リバウンドは37―50、ペイント内での得点は46―78といずれもロケッツを大幅に下回り、西地区最下位チームを相手に攻守両面で精彩を欠く試合内容となった。

 ロケッツは今季5回目の連勝で17勝52敗。ガードのケビン・ポーターJR(22)がチーム最多の27得点と9リバウンドをマークし、出場9人中7人が2ケタ得点を稼いでレイカーズを振り切った。

<八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場8分55秒=2得点)
(1)2分13秒・正面からドライブ。ペイント内でターンアラウンドからジャンプシュート=○
(2)5分8秒・左サイドから3点シュート=×
 ▼第2Q(出場2分15秒=無得点)
(3)9分15秒・右サイドから3点シュート=×
 ▼第3Q(出場4分6秒=無得点)
(4)10分1秒・右サイドでターンアラウンドからジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場2分11秒=3得点)
(5)1分15秒・右サイドから3点シュート=○(アシスト・リーブス)

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