東洋大・石田洸介 完全復活! 関東インカレ1万m6位 28分08秒29 山梨学院大ムトゥクが連覇

2024年05月09日 19:00

陸上

東洋大・石田洸介 完全復活! 関東インカレ1万m6位 28分08秒29 山梨学院大ムトゥクが連覇
東洋大・石田洸介 Photo By スポニチ
 陸上の第103回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が9日、東京都新宿区の国立競技場で開幕。男子1部・1万メートル決勝では、石田洸介(東洋大・4年)は28分08秒29で6位だった。なお、国立競技場での関東インカレ開催は2年ぶりとなる。
 レースは序盤からジェームス・ムトゥク(山梨学院大)が1人飛び出し、花岡寿哉(東海大)がそれについていくという展開に。石田は第2集団でペースを刻みつつ、18分が経過したタイミングで集団の先頭に上がり、花岡を追いかけた。24分経過時には花岡を抜き去り、ヴィクター・キムタイ(城西大)とともにムトゥクを追う形に。チームメイトの小林亮太(東洋大)と先頭を引っ張り合い、ラスト1周で平林樹(城西大)に抜かれはしたものの、28分08秒29で自己記録を更新した。優勝は28分02秒29でゴールし連覇を果たしたジェームス・ムトゥク(山梨学院大)。

 石田は福岡・浅川中時代に1500m、3000mの中学日本記録を更新。群馬・東農大二高でも5000mで日本高校記録を更新した。

 大学1年次には出雲駅伝5区、全日本大学駅伝4区で連続区間賞を獲得したが、2年次の箱根駅伝では2区に出走し、区間19位。3年次は競技を辞めるか悩んだほど不調に苦しみ、レースから遠ざかっていたが、今年4月に日体大記録会、東海大記録会に出場。5000m13分台、10000m28分台をマークし、復活の兆しを見せていた。

 今回の大会結果は以下の通り。
1着 ジェームス・ムトゥク(山梨学院大) 28分02秒29
2着 平林樹(城西大)28分03秒13
3着 ヴィクター・キムタイ(城西大) 28分04秒93
4着 溜池一太(中大) 28分07秒82
5着 花岡寿哉(東海大) 28分08秒26
6着 石田洸介(東洋大) 28分08秒29
7着 小林亮太(東洋大) 28分12秒77
8着 玉目陸(順大) 28分13秒67
9着 住原聡太(日体大) 28分41秒88
10着 安藤風羽(日大) 28分44秒93

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