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渋野日向子が池から「頑張ってパーセーブ」 4アンダーの好位置で週末へ

2024年06月22日 08:05

ゴルフ

渋野日向子が池から「頑張ってパーセーブ」 4アンダーの好位置で週末へ
渋野日向子(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権第2日 ( 2024年6月21日    米ワシントン州サハリーCC=6731ヤード、パー72 )】 4位から出た渋野日向子(25=サントリー)は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算4アンダーに伸ばしてホールアウト時点で首位と2打差の好位置につけた。
 スタートの10番から3連続バーディーとダッシュに成功した渋野だったが、続く13番でボギー。ようやく1番でバーディーが来た直後の2番パー5で最大のピンチが訪れた。フェアウエーからの第3打はグリーンに届かず池の浅瀬へ。しかし、ボールは岩場にあり、見事なコントロールでピンまで寄せてパーをセーブした。

 中継局WOWOWのインタビューに渋野は「サードでダフってしまってボールは見えてるけど池に入ってるなと思った。行ってみたら打てる状態だったので、頑張ってパーセーブできて、本当にラッキー。石があったけど、そこは気にせずできた」と振り返った。最終9番でボギーを叩いたが、それでも上々の位置で週末へ向かう。

 2位と健闘した全米女子オープン以降、上昇気流に乗る渋野には19年の全英女子オープン以来のメジャー制覇の期待もかかる。優勝なら、他の選手の成績次第で大逆転でのパリ五輪切符の可能性もあるが、「また明日、良いイメージで回れるように頑張りたい」とまずは勝負のムービングデーに集中する。

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