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【バレー男子】日本ストレート勝ち!米国から8年ぶり白星 主力温存も快勝 世界ランク2位に

2024年06月23日 21:30

バレーボール

【バレー男子】日本ストレート勝ち!米国から8年ぶり白星 主力温存も快勝 世界ランク2位に
<日本・米国>米国に勝利し、歓喜する日本の選手たち(C)volleyballworld.com Photo By 提供写真
 【バレーボールネーションズリーグ男子1次リーグフィリピン大会   日本3-0米国 ( 2024年6月23日    フィリピン・マニラ )】 世界ランキング4位の日本は、1次リーグ最終戦で同5位・米国と対戦。セットカウント3-0(25-20、25-23、25-19)のストレートで勝ち、白星で予選ラウンドを締めた。日本が米国に勝つのは2016年の日米親善試合以来8年ぶり。
 試合終了時点で日本は世界ランキングでポーランドに次いで2位に浮上。日本時間28日からはポーランドで行われる決勝トーナメントに臨む。

 石川、西田、高橋藍ら主力がベンチで控える中、宮浦がトップの18得点、甲斐が16得点と大奮闘した。

 第1セットは25-20で先取。小野寺の2連続サービスエースなどで流れを引き寄せた。さらに大塚のサービスエースや相手のミスなどもあって4連続得点でリードを広げた。米国のブロックに阻まれて逆転を許したが、好調の宮浦がサーブやブロックでも得点に貢献。日本はサービスエース6本を決め、このセットを先取した。

 第2セットは25-23で競り勝ち、連取。序盤は4点のリードを奪われてタイムアウトをとったが、小川の好レシーブから長いラリーを制するなど粘り強く得点。3連続得点で同点に追いついた。20-20からは宮浦がサービスエースで勝ち越し。レシーブでも粘りを見せた。

 第3セットは中盤劣勢からチーム最年少の甲斐がサービスエース。小野寺のブロックも決まって18-18の同点に追いついた。19-19からは再び小野寺がスパイクを決めて勝ち越しに成功した。さらに宮浦が3連続サービスエースを決めるなど完全に流れをつかみ、25-19。ストレート勝ちを飾った。

 日本は21日のオランダ戦でストレート勝ちし、3年連続の決勝ラウンド進出が決定。22日には東京五輪金のフランスをフルセットの末に破った。

 パリ五輪1次リーグの組み合わせは1次ラウンド終了後に確定する世界ランキングが大きなカギを握る。日本は米国戦前に「5位以内」が確定。

 26日に行われる男子の五輪組み合わせ抽選会では、開催国のフランスがA組、世界ランク1位がB組、同2位がC組に入り、以降世界ランキングの上から順に3チームずつ振り分けられていく。強豪との対戦を回避できるため予選通過の可能性が高まり、メダルにより近づくことになる。

 ▼甲斐 最初から思い切ってできた。3-0で勝つことが出来て本当にうれしく思う。(米国の高いブロックへの工夫は)打点落とさないことだけを意識して思い切って打ちこみました。(打点生かすトスも)ずっとこれまで高さだけを意識していたのでその結果が出せた。(サーブが巻き返しのきっかけに)今日は全部思い切って打つだけだと思っていた。状況見ながら打つことができた。

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