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川内優輝 マラソン補欠問題で「何様のつもり?」の声に「元パリ五輪マラソン日本代表補欠なんですけどね」

2024年08月12日 23:04

マラソン

川内優輝 マラソン補欠問題で「何様のつもり?」の声に「元パリ五輪マラソン日本代表補欠なんですけどね」
川内優輝 Photo By スポニチ
 プロランナーの川内優輝(37=あいおいニッセイ同和損保)が自身のX(旧ツイッター)を更新。五輪マラソンの補欠制度についてつづった私見に対して「何様のつもり?」という批判の声が届いたと明かし、「『何様のつもり』と言われますが『元パリ五輪マラソン日本代表補欠』なんですけどね」と答えた。
 今回の五輪女子マラソンで日本記録保持者の前田穂南(天満屋)が右大腿骨疲労骨折のため欠場。前田はレース前日の欠場発表となり、2日に既に補欠を解除(男子は1日)していたこともあり、細田あい(エディオン)との入れ替えは不可能だった。

 川内は「陸連の高岡シニアレースディレクターは2004年のアテネ五輪でマラソンの補欠でした。そのため、他の陸連幹部以上に補欠選手の立場や心境を理解しています」とし、「10日前の補欠解除も1ヶ月以上前に解除されたロンドン五輪や2週間以上前に解除されたアテネ五輪や北京五輪よりもギリギリでの解除で遅いくらいでした。なお、陸上競技ではリレーとマラソン以外で補欠は設定していません。また、JOCが競技団体ごとに派遣枠を設定しているため、派遣枠を使ってしまう補欠を現地に連れていけないのです」と記した。

 また「補欠解除の時期は既に海外で高地合宿に入っており、そのまま日本に帰国せずに現地入りするチームも多くあります。他の団体競技と違って、マラソンの場合は各選手がチーム毎にバラバラに調整練習を進めているため、数ヶ月前のメディカルチェック以降は定期的な練習報告でしか情報が把握できません。かつてのマラソン選手は選手村にも入らずにチーム毎に独自の調整を進めたケースもあったと聞きます。補欠のあり方については、これらを踏まえた上での議論が必要です」とした。

 川内の私見について「ヤフコメで補欠問題について補足のコメントをしていたら『陸連の手先』認定されてしまいました。『何様のつもり』と言われますが『元パリ五輪マラソン日本代表補欠』なんですけどね」と答えた。

 これに対し「プロアスリートに対してリスペクトが無さすぎますね」「コメントした方こそ『何様のつもり』なのでしょう」「あなたが正しいです」「誹謗中傷の手本みたい」「川内さんは今の日本で最も補欠のことを偉く語ることが許される人間なのに…」などの声が寄せられていた。

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