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内島萌夏 初出場全米は2回戦で敗退「動きの質を上げられなかった」も23歳、飛躍の一年に

2024年08月30日 03:30

テニス

内島萌夏 初出場全米は2回戦で敗退「動きの質を上げられなかった」も23歳、飛躍の一年に
 女子シングルス2回戦でストレート負けした内島萌夏=ニューヨーク(共同) Photo By 共同
 【テニス 全米オープン第3日 ( 2024年8月28日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )】 女子シングルス2回戦が28日に行われ、世界ランキング64位の内島萌夏(安藤証券)は、同101位のユレ・ニーマイアー(ドイツ)に4―6、0―6でストレート負けした。女子ダブルス1回戦では青山修子(近藤乳業)穂積絵莉(日本住宅ローン)組が、デミ・シュールス(オランダ)ルイザ・ステファニ(ブラジル)組に3―6、2―6で敗れた。シングルス2回戦で男子は前回優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が相手の途中棄権で3回戦に進出した。
 初出場の内島は2回戦で力尽きた。前哨戦で腰を痛めた影響で第1サーブの成功率は45%に終わり、ダブルフォールトも7度と本来の姿ではなかった。「フィジカル面で不安がある中始まった大会だった。動きの質を上げられなかった」と悔やんだ。

 第1セット、4―5で迎えたサービスゲームでダブルフォールトから流れを失い、このセットを落とした。第2セットは体力が尽き、1ゲームも奪えず「相手のスピードに追い付けなかった」と白旗を揚げた。

 23歳の内島にとって飛躍の一年となった。世界ランキングでトップ100以内に入り、4大大会では全仏と今大会で1回戦を突破。「(4大大会の)本戦から出場して勝つというのは正直、今年の1月には見えていなかった。そこはポジティブに捉えられる部分」と、手応えを強調した。

《ジョコビッチ 相手棄権で3回戦へ》
 ○…ジョコビッチは対戦相手で同じセルビア出身のジェレが第3セット途中に負傷で棄権し、3回戦に駒を進めた。「我々や観衆が望んでいた終わり方ではなかったが、勝ったことには満足している」と息をついた。サーブに苦しみながらも徐々にエンジンが掛かり、第2セットは2―4から4ゲームを連取。男女を通じた4大大会シングルス単独最多の25勝目へ「試合は厳しくなっていくが、自分のやり方で進んでいく」と気を引き締めた。

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