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序二段・炎鵬が3連勝 対戦経験ある安美錦のおい・安櫻に快勝「自分もそれだけ年取ったんだな(笑)」

2024年09月12日 12:02

相撲

序二段・炎鵬が3連勝 対戦経験ある安美錦のおい・安櫻に快勝「自分もそれだけ年取ったんだな(笑)」
<大相撲秋場所5日目>安桜を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける炎鵬(撮影・松永 柊斗) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所5日目 ( 2024年9月12日    東京・両国国技館 )】 元幕内で脊髄損傷の大ケガによる長期休場から復帰2場所目の西序二段31枚目・炎鵬(29=伊勢ケ浜部屋)が安櫻(19=安治川部屋)を下して3連勝とした。
 立ち合い右で張ってもろ差し速攻。わずか2秒で一方的に勝負を決めた。「小さい相手だったので動きを止めてつかまえたいと思った。立ち合い集中していけた」。体重101キロの小兵・炎鵬にとって自身よりも軽量の相手は珍しく、いつもとは違う立ち合いで対処した。

 安櫻の伯父は、師匠でもある元関脇・安美錦。炎鵬は2019年初場所で一度だけ安美錦と対戦しており、肩透かしで白星を挙げている。5年半前の取組ははっきりと覚えており、土俵上でおいっ子と対峙すると「顔似てますよね」と思ったという。「自分もそれだけ続けてきたんだなと、若い世代が入ってきているんだなと思いました。年取ったんだなと(笑)」。安美錦との対戦時は24歳だった炎鵬も、来月には30歳を迎える。

 初土俵からまだ2年足らずの安櫻にとって、関取経験者との対戦はこの日が初めて。「小さくて強いので憧れはあります」と昔からテレビで見ていた力士に全力で挑み「強すぎました。良い経験です」と学びを得た。

 年の離れた「叔父(伯父)・おい」との対戦は、最近では朝青龍と豊昇龍の両方と対戦した琴奨菊、栃ノ心、豊ノ島などの例がある。また、親子2代との対戦では、豊ノ島が琴ノ若(現・佐渡ケ嶽親方)と琴櫻(現大関)両方から白星を挙げている。

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