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アイスホッケーグリップの応用や航空工学も活かしたパターを開発 ゴルフ界に新風を吹き込む「ARGOLF」

2024年10月04日 05:00

ゴルフ

アイスホッケーグリップの応用や航空工学も活かしたパターを開発 ゴルフ界に新風を吹き込む「ARGOLF」
アイスホッケーグリップを応用したARGOLF「キャリバーホッケーグリップ」 Photo By 提供写真
 フランス発のブランド「ARGOLF(アールゴルフ)」はこの秋、パターの新商品を続々と発売している。航空産業の技術を応用し、正確な設計と高品質の製品を実現。アイスホッケーのグリップを応用した商品も登場し、ショートパットに悩む方にはオススメの逸品となっている。
 ARGOLFは2010年、航空産業家の兄弟らによって設立された。航空工学の技術は金属ブロックから精密にヘッドを削り出していくだけでなく、光の反射も抑えている。ヘッドの腐食を防止し、耐久性向上の技術も取り入れている。

 新製品の「ランスロットプラス」は、ブレードタイプの「ランスロット」の設計をそのままに、ヘッド重量を40グラム重くした。慣性モーメントがより大きくなり、スイートエリアが広くなったことで、ミスに寛容で優しさがプラスされた。

 「ペンドラゴンミニ」は長尺パター専用ヘッド「ペンドラゴンXL」の大きいヘッドを、通常パターとして使えるように改良。ヘッドサイズと重量を小さくし、操作性が向上。三角形に近いデザインはアドレス時の安定性や方向性の正確さを引き出す。

 「マサムネドレール」は日本刀をインスパイアしてデザインされたブレードタイプの日本専用モデル。安定した転がりと打球感を得るためにスタビリティシャフトを初めて採用。ヘッドの色はゴールドで、最高級モデルとなっている。

 グリップも革新的なモデルが登場した。それが、アイスホッケーのグリップにヒントを得た「キャリバーホッケーグリップ」だ。シャフトのほとんどがグリップで占められているため、スプリットグリップとして最もヘッドコントロールができるところで打てる。グリップの形状は四角になっているので、方向性も感じられる。これによりショートパットの確率が格段に上がる。

 21年秋から日本に進出。東京都渋谷区にパッティングスタジオを構えている。13年の賞金女王・森田理香子(34=フリー)は7月頃からサポートを受け「フィッティングしてもらってメッチャ良くなった」とパッティングの向上を実感している。

 ゴルフ界に新風を吹き込むARGOLFは、プロも注目のブランドとなっている。

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