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テニス4大大会22勝のナダルが引退「どんなことにも始まりと終わりがある」11月のデビス杯が最後の舞台

2024年10月11日 03:30

テニス

テニス4大大会22勝のナダルが引退「どんなことにも始まりと終わりがある」11月のデビス杯が最後の舞台
ナダル(AP) Photo By AP
 男子テニス元世界ランキング1位で、4大大会のシングルス通算22勝のラファエル・ナダル(38=スペイン)が10日、自身のSNSに動画を投稿し、今季限りの現役引退を正式表明した。
 近年、股関節などの故障に苦しみ「人生の中ではどんなことにも始まりと終わりがある。ここ数年は難しい年が続いた」と語った。引退を示唆しつつ臨んだ今季はパリ五輪に出場し、シングルスは2回戦敗退。4大大会最終戦の全米オープンは棄権した。11月に母国で行われる国別対抗戦デビス杯決勝大会が最後の舞台になるという。

 現役のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と引退したロジャー・フェデラー(スイス)アンディ・マリー(英国)とともに「ビッグ4」と称され、スター選手として長年活躍した。

 ◇ラファエル・ナダル 1986年6月3日生まれ、スペイン出身の38歳。4歳でテニスを始め、01年にプロ転向。05年に初出場優勝した全仏オープンでは史上最多14勝と無類の強さを誇る「赤土の王者」。10年の全米オープンで4大大会を全制覇、08年北京五輪金メダルと合わせた「生涯ゴールデンスラム」達成は男子ではアガシ、ジョコビッチと史上3人だけの偉業。サウスポー。1メートル85、85キロ。

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