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【モーグル】堀島行真「イメージとしては平野歩夢選手」 今季から4回転エアを導入へ

2024年10月22日 19:13

スキー

【モーグル】堀島行真「イメージとしては平野歩夢選手」 今季から4回転エアを導入へ
スノージャパン会見に臨んだ(左から)全日本スキー連盟の原田雅彦会長、小林陵侑、高梨沙羅、堀島行真、藤井源 Photo By スポニチ
 全日本スキー連盟(SAJ)は22日、東京都内で新シーズンに向けての会見を開き、フリースタイルスキー・モーグル男子で昨季W杯で初の種目別優勝を果たした堀島行真(トヨタ自動車)が出席。8年ぶりの世界選手権制覇も懸かるシーズンに向けて「ディフェンディングチャンピオンとして挑めるのがうれしくて、オフを過ごせた。他の選手の追随を許さないレベルに上がっていきたい」と抱負を述べた。
 昨季は第1エアでダブルフルツイスト(伸身後方1回宙返り2回ひねり)、第2エアでコーク1080(斜め3回ひめり)の構成で挑み、日本男子としても初のW杯種目別優勝を達成。オフは「取り組みとしてさらに技の難度を上げられるように、2つめのエアで1080を1440(4回転)にすることを取り組んだ」とさらに高難度の技を含む構成で挑むことを明かした。

 インスピレーションを得たのが、22年北京五輪のスノーボード・ハーフパイプ男子で金メダルを獲得した平野歩夢(TOKIOインカラミ)だ。超高難度技「トリプルコーク1440」を唯一成功させたことで、絶対王者ショーン・ホワイトらを破って頂点に立った。「イメージとしては平野歩夢選手みたいな感じ。金メダルを目指して準備したい」と、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けて、世界で自分にしかできない技に昇華していくつもりだ。

 現在は家族でノルウェーに住んでおり、オフ期間も雪上で練習。「5月から(練習を)スタートした。なかなか体にも負担がかかる中で、1日6本飛べる体力まで持ってこられた。感覚としては良くなった」と手応えも上々。予定されているW杯21戦のうち、10戦がシングルの試合となっており、「全試合でチャレンジして、半分の5試合は成功して優勝したい」と目標を掲げた。

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