自慢のMK砲爆発で13点大勝

2008年07月16日 06:00

野球

自慢のMK砲爆発で13点大勝
<ソフトバンク・西武>4回2死、松中は右越えにソロを放つ
 【ソフトバンク13―4西武】MK砲が爆発すればチームは一気に盛り上がる。西鉄の復刻版ユニホームを着た西武相手にソフトバンクが松中、小久保の今季4度目、通算33度目のアベック弾で、今季最多タイの13点を奪取。首位西武を本拠地に迎えた2連戦の初戦を大勝で飾った。
 初回は守備の乱れが絡んで先制を許した上、無死三塁の好機を逃した。嫌なムードを振り払ったのは左手首に痛みを抱え、2試合ぶりの先発となった小久保だ。2回、先頭打者で同点の15号ソロ。「忘れかけている感覚を取り戻す、きっかけの一打になってくれると思う」と自身約1カ月ぶりの本塁打を喜んだ。さらに左腕・石井一から左打者が3連打。この回計4点を奪って一気に流れを引き寄せた。
 3、4回には松中が2打席連続本塁打。06、07年と2年連続で逃した20号に王手をかけたが「意識していない。打てるだけ打つよ」とサラリ。7月は打率・426、7本塁打、13打点と絶好調を維持しているからこその自身の表れだ。
 MK砲のそろい踏みは通算29勝4敗となり、チームも最近8試合で7度目の2ケタ安打をマーク。リーグ戦再開2戦目から7連敗を喫したが、やっと打線に元気が出てきた。小久保も「今は試合に出ている人間がちゃんと仕事をしている」と明るい表情だ。
 これで西武に3連勝。古傷を「出ながら治す」と言うチームリーダーは「あした勝たないと。ここは2連勝しかない」と必勝を誓った。

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