K・ロッド57S 18年ぶりのタイ記録

2008年09月12日 16:43

野球

K・ロッド57S 18年ぶりのタイ記録
マリナーズ戦で大リーグ記録に並ぶ57セーブ目を挙げ、喜ぶエンゼルスのF・ロドリゲス
 エンゼルスのフランシスコ・ロドリゲスがマリナーズ戦の9回無死一、二塁から救援し、2安打を浴びながらも57セーブ目をマーク。1990年にボビー・シグペン(当時ホワイトソックス)がつくった大リーグ記録に並んだ。
 前日にア・リーグ西地区優勝を決め、美酒の余韻が残っていたに違いない。さらに、7回までは7―0と完勝ムードが漂っていただけに、突然の登板指令には驚いたようで「体は冷えきっていたし、のんびり試合を見ていた。まあ年に3、4度はあることだから」と苦笑いした。
 ベネズエラ出身で、2002年9月にメジャーデビュー。その年のワールドシリーズ第2戦では、20歳286日の史上最年少勝利投手になるなど、一躍時の人になった。
 この日で通算203セーブとなった右腕は、まだ26歳。だが、今オフにはフリーエージェントとなる予定で、早くも大型契約がうわさされている。球団側も再契約には前向きだが、05年から4年連続40セーブ以上を挙げている逸材だけに、争奪戦は必至だ。
 奪三振数の多さから「K・ロッド」の愛称がついた剛腕。残り16試合で新記録樹立の可能性は高い。(共同)

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