マー君「我慢して低めに投げた」14回連続QS、防御率は1点台に

2014年06月18日 12:36

野球

マー君「我慢して低めに投げた」14回連続QS、防御率は1点台に
<ヤンキース・ブルージェイズ>先発して11勝目を挙げた田中(AP) Photo By スポニチ
ア・リーグ ヤンキース3―1ブルージェイズ
(6月17日 ニューヨーク)
 メジャーデビュー戦以来2度目の対戦となるブルージェイズにヤンキース・田中はいきなり苦しめられた。

 初回先頭打者レイエスへの初球、甘く入った高めの球を右翼席に運ばれ失点、デビュー戦でもカブレラに先頭打者弾を浴びておりブルージェイズのトップバッターに2度やられてしまった。その後も2死一、二塁までピンチを広げたが、ナバロをスプリットで三振に切って取りピンチを脱出。3回も1死一、二塁とされたここもスプリットで切り抜けた。

 走者を出してからが田中らしさ全開となるが、この日も1、3、6回に得点圏に走者を置いてから踏ん張った。「(全体的に)良くなかった。我慢して低め低めに投げた」と意識し、初回の1点以降は本塁に還さなかった。

 序盤で球数がかさんだこともあり、6回104球での降板となったが「(先頭打者に初球本塁打され)いつものリズムで投げるのは難しかった。切り替えていこうと言い聞かせた。2回以降は普通に投げられた」と14回連続となったクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を振り返った。

 これで防御率は1点台となった。2度目の対戦といえば、先月20日のカブス戦でメジャー初黒星を喫したが、今回はきっちり白星を挙げた。今後は次々と“2度目”が控えるが、ここまでの安定感を見せつければさらに白星が積みあがりそうだ。

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