中日 大野 今季初完投 途中で思った「もしや」

2014年06月18日 22:04

野球

中日 大野 今季初完投 途中で思った「もしや」
<中・西> 完投で4勝目を挙げ、笑顔でファンとタッチし引き揚げる中日・大野
交流戦 中日6―1西武
(6月18日 ナゴヤD)
 投打に噛み合いを見せ、西武に快勝した中日。その投打のヒーロー、大島と大野がお立ち台に上がった。

 前日18日は西武・十亀に完封負け。大島は「昨日やられていたのでやり返す」とこの試合に期するところがあった。

 4回に先制の適時打。そして6回にも貴重な追加点となる適時打。「4回は前の打席で凡退していたので走者を返そうと思った。6回も気持ちよく打席に入れた」とそれぞれの打席を振り返った。

 今季は打撃好調。現在首位打者でこの試合でも3安打猛打賞。これで今季11回目の猛打賞を記録したが、「これで気を抜かずに最後までこのままいけるように頑張る」と気を引き締めていた。
 
 先発の大野は5回まで西武打線を無安打に抑える見事な投球を見せ、3安打1失点で今季初完投の4勝目を挙げた。自身初の完封、そしてノーヒットノーランも期待され、本人も「もしや」と思ったほど手応えを感じての118球だった。
 
 この勝利で白星が1つ先行する形となったが「今年の自分の目標は貯金を作れる投手。もっともっと貯金を作ってチームを上位に上げたい」と意気込んだ。

 谷繁監督は「大野はまあまあの投球。流れは良かったと思う。打線は藤井などの下位がうまく上位に繋いでくれた。相手が牧田ということもあり森野をセカンドに持っていき、中田をファーストに使って左打者をそろえたが、うまく期待に応えてくれた」と試合を振り返った。

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