松山6キロ減スリム始動「絞って切れ出した方がいい」
2015年01月25日 05:30
野球
「体重は今89キロで、もう少しで88キロになる。年齢を重ねてケガが出て来たし、動きが落ちていると思うので、絞って切れを出した方がいい…と」
昨季は体重94~95キロ。89キロはプロ8年間で「最も軽い」という。秋から夜は意識して炭水化物の摂取を止め、野菜やタンパク質を多めに摂った。自主トレでも敏しょう性を養うのに、ショート系のランニング量を増やした。結果6キロ減。29歳は手応えを強調する。
「練習で打球が飛ばなくなった感じはないし、走りに関しては以前より切れがあると思う。減量効果を感じています」
松山なりの反省があった。昨年6月13日の西武戦(西武ドーム)で左膝内側側副じん帯を損傷。約2カ月間離脱を余儀なくされた。秋季キャンプでは、就任直後の緒方監督から「気持ちが入っていない」と初カミナリを落とされ、守備への意識の低さも指摘された。
名誉挽回。同じ過ちは繰り返さない。減量なった今春は、苦手とされた守備走塁面でもアピールを誓う。何より、緒方監督が持つ松山のイメージを一新させるためだ。
「代わられたばかりの1年目が大事。監督の中で必要な選手、レギュラーのパーツになりたい。印象を変えないと」
無論、自慢の打撃は磨きをかけ、今まで以上にアピールするつもりだ。昨季は出場80試合で打率・318、7本塁打、34打点。指揮官に掛けられた“お前の最大の長所は打撃だ。そこをアピールしないと先はないゾ”という言葉を胸に刻む。当然、個人目標は一つだ。
「ルーキーや若手にライトのレギュラーは渡さないという気持ち。打って、守備走塁でも変わったところを見せれば、使ってもらえると思う」
激戦区の右翼定位置を奪い取り、開幕スタメンから全143試合出場、打率3割超。小ぶりでも切れを増したアンパンマンの奮闘が見ものだ。
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