大学生投手が白血病で死去 殿堂入り式典でジョンソン氏も話題

2015年08月05日 17:34

野球

大学生投手が白血病で死去 殿堂入り式典でジョンソン氏も話題
殿堂入り式典でスピーチするランディ・ジョンソン氏 (AP)
 米国のオハイオ州立大は4日、2年生左腕のザック・ファーマーが白血病で亡くなったことを発表した。
 ファーマーは1年生だった14年シーズン、9試合に先発して6勝を挙げ、防御率3・28をマーク。将来が期待されたが、同年の4月に白血病と診断された。しばらく容態は安定していたが、3カ月後の7月に症状が再発。必死の治療も甲斐なく帰らぬ人となった。

 同投手が亡くなる直前の7月26日、米国の野球殿堂入り式典においてランディ・ジョンソン氏(51)は受賞スピーチをこう結んだ。「2日前、余命少ないといわれているザック・ファーマーという投手と電話で話をしました。自分がここにいられることをすべての人々に感謝したいが、彼もその一人。ザック、君のことを愛している。これまで直接会うことができなかったが、頑張るんだ」。

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