岩隈 今季ワースト6失点12敗…味方失策から6連打浴びる

2016年09月22日 05:30

野球

岩隈 今季ワースト6失点12敗…味方失策から6連打浴びる
<マリナーズ・ブルージェイズ>4回に連打を浴びたマリナーズの岩隈はマウンド上で渋い顔 (AP)
ア・リーグ マリナーズ2―10ブルージェイズ
(9月20日 シアトル)
 一つの落球でマリナーズ・岩隈の投球が暗転した。ブルージェイズ戦で2―0とリードした4回1死。4番バティスタが本塁後方に打ち上げたファウルフライを、捕手アイアネッタが目測を誤って捕ることができず(記録は失策)。「打ち直し」で右前打されると、続くマーティンに同点2ランを被弾。さらに強力打線の餌食となり、2本の2ランを含む日米通じて自己ワーストの6連打を浴びて降板した。

 「簡単にアウトを取りにいき、リズムを崩してしまった。状態は悪くなかったし球も走っていたので、凄く悔しい」。3回までは2安打無失点4奪三振と上々の立ち上がりも、結果は3回1/3を今季自己最悪の6失点(自責5)で12敗目。打ち取った当たりが安打になる不運も重なった。

 相手はワイルドカード圏内のブルージェイズ。「負けられない一戦」と臨んだマウンドだった。16勝でチームの勝ち頭がよもやの大量失点で、残り11試合で圏内には3ゲーム差と崖っ縁に追い込まれた。今季の登板は残り2試合。「最後まで諦めずに投げ切りたい」と懸命に前を向いた。 (小林由加通信員)

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