×

新労使協定合意 大リーグ機構と選手会 高勝率チームにWS開幕権

2016年12月01日 16:12

野球

 米大リーグ機構は11月30日、選手会と5年間の新労使協定に合意したと発表した。AP通信によると、新協定では、これまでオールスター戦に勝ったリーグに与えられていたワールドシリーズ(WS)の本拠地開幕権を、来季からレギュラーシーズンでより勝率が高いチームに与えることが決まった。
 2002年まで各リーグが交互に保持していたが、バド・セリグ前コミッショナーの提唱で03年から現行方式になった。

 また、最短15日間の故障者リスト期間を10日間に短縮することで合意した。年俸総額が規定額を超えた球団に課される課徴金(ぜいたく税)の規定額は1億8900万ドル(約217億円)から来年は1億9500万ドル(約224億円)となり、21年の2億1千万ドルまで段階的に引き上げることになった。

 出場選手登録枠の拡大も検討されたが、現行の25人のままとなった。国際的なドラフト制度の導入も見送りとなった。

おすすめテーマ

2016年12月01日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム