阪神・原口 来季打率じゃなくて…盗塁阻止率3割目指す
2016年12月12日 05:30
野球
寒風吹きすさぶ鳴尾浜球場のグラウンドにカゴいっぱいのボールを持って姿を現した。最初は10メートル間隔から開始し、最大で約50メートルまで距離を広げて約100球のネットスローを敢行。課題のスローイング向上へ「いい投げ方ができるように。その確認です。それたりシュートしたりすることがあるので、安定しないといけない。いくつか感覚のいいものもあった」と汗をぬぐった。捕手一本で勝負する覚悟を固めている来季。今季の盗塁阻止率・233からのレベルアップが、正捕手の座を勝ち取るための最大の近道だ。
そんな背番号94には、もう一つの期待も掛けられている。「20本塁打」だ。金本監督は以前から「原口は打ち方を直したらホームランを期待できる。まあでも、それはどこまで修正できるか。20本打つ可能性は持っているから」とスラッガーとして可能性を見いだしている。今季は出場107試合でチーム日本人最多タイの11発を放った。先発出場に限れば79試合で10本塁打。143試合に先発出場した場合で換算すればシーズン18本塁打ペースだけに実現は十分、可能な数字と言える。
まずはレギュラー奪取が先決。それは本人が一番、分かっている。「まずは打席に立てるようにしないと。今季の打席数を超えての結果なので。しっかりした自分のスイングを数多くできるようにしたい。まずは(投球への)コンタクト。(ミート)確率が上がれば打率も上がって本塁打も増えてくると思う」。地道に着実に、正捕手への道を突き進む。 (惟任 貴信)
おすすめテーマ
2016年12月12日のニュース
特集
野球のランキング
-
ヤクルト荒木 現状維持の1900万円でサイン 心機一転背番号「10」
-
日本ハム 主催ゲームの場内運営ボランティアを募集
-
ワールドシリーズ開幕権 インターリーグで決めては?オーナーが提案
-
オープン戦、2月25日開幕 来季日程を発表
-
-
ヤクルト飯原 現状維持の2700万円でサイン「レギュラー目指す」
-
日本ハム・瀬川 来年の漢字「開」で開幕1軍の誓い
-
ヤクルト井野 10万円増の780万円でサイン 3年ぶり1軍で2試合
-
【決断番外編】Honda・多幡 野球も仕事も「できる男」に
-
大リーグ新労使協定 食事代カットは「史上最悪のXマスプレゼント」
-
野球という仕事 佐藤貴規を支え続けた兄・由規との絆
-
「一人野球」で育む夢
-
阪神・岩崎 糸井に弟子入り志願「正直な感想を聞ける機会」
-
阪神・能見 大補強巨人警戒 現役2位20勝も「打線変わってくる」
-
残り36本 広島・石原 球団初捕手1000安打達成でリーグ連覇を
-
糸井流失の中…3年契約のオリT―岡田感激 ファンから“ありがとう”
-
応募殺到16倍!ロッテドラ1千隼 最速グッズ新入団発表会で発売へ
-
オリックス、2軍施設にリハビリ用流水プール移設も 清原氏が導入
-
ソフトB 「工藤監督 開運ラーメン」開発中!ドラフト強運に注目
-
中日ドラ5藤嶋 仰天告白!歯8本抜いた「勧められました」
-
大谷、優勝旅行でも栄養管理徹底へ 宿泊先には24時間ジム
-
V旅行不参加の斎藤佑 5年ぶり早大訪問「もう一度楽しんで結果を」
-
「阿部ノート」サウナで“熱筆” 小林誠に捕手極意伝授へ
-
巨人・立岡 大型補強に負けない!吉川大は「一番良い吉川に」
-
王氏 恩師・荒川さんに別れ 愛弟子・黒江氏は涙の弔辞
-
阪神・狩野選手会長 金本監督に尽くす「自分は安芸でもいい」
-
阪神・原口 来季打率じゃなくて…盗塁阻止率3割目指す
-
中日育成ドラ1木下雄 家族と離れ入寮へ 年俸300万円からの出発
-
ハム有原 お手本は和田先輩!投げ合いは今季3戦全敗
-
ソフト部時代に師事 ハム大嶋 恩師・荒川さんにプロ初本塁打を
-
ヤク山田 ライバルは巨人・坂本「僕はまだ3年ぐらい」
-
28歳ヤクドラ6菊沢 年下のライアン&山田にあいさつ「まだ微妙」
-
父はばんえい騎手 ソフトBドラ2古谷にお願い 活躍して観光大使
-
ロッテ江村 トークショーで結婚告白「公表のタイミングを逃していた」
-
ロッテ大谷 ドラ1千隼に助言「自分を持った方がいい」
-
オリ駿太 DeNA梶谷に弟子入り「僕もそういう選手に」
-
広島・中崎 来季こだわりは被本塁打ゼロ 今季2被弾も脳裏離れず
-
西武・多和田 背番18の先輩・松坂と「一度は投げ合いたい」
-
楽天・則本 地元・滋賀で野球教室“プロ野球選手出てきて”
-
MARIE 楽天チア合格 3度目挑戦でついに、小4から活動
-
母校PLは休部…元ヤク宮本氏 指導したいけど「僕にはないので」
-
木内幸男旗少年野球 ベスト4出そろう 17日に準決勝と決勝
-
青木 移籍決定後初登場「世界一になること、そこが一番」