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米国先発ロアーク“キラー”のマギーが証言「低め変化球手出すな」

2017年03月21日 06:23

野球

米国先発ロアーク“キラー”のマギーが証言「低め変化球手出すな」
米国代表のロアーク Photo By ゲッティ=共同
 米国代表は日本と対戦する21日準決勝にロアーク(30=ナショナルズ)を先発させると、大リーグ公式サイトが報じた。昨季16勝をマークした150キロ前後のシンカーを武器とする右腕だ。
 「ロアーク・キラー」が日本にいる。マーリンズ時代の14、15年に対戦した巨人のマギーは10打数4安打1打点。うち二塁打が2本と得意にしており「いい投手。あれだけ速いシンカーを投げる投手は、日本にはいないだろうね」と話した。

 マ軍で4番を務め、打率.287を記録した14年は9打数3安打。「自分はたまたまいい成績を残しているが、対戦するときは低めの変化球に手を出さないことを意識していたよ」。象徴的だったのが、左前適時打を放った同年5月26日のナショナルズ戦。1ボール2ストライクから、内角に甘く入った4球目の92マイル(約148キロ)シンカーを叩いた。2球目の外角低めに外れた91マイル(約146キロ)シンカーには見向きもしなかった。

 米データサイト「ファングラフス」によれば、ロアークは昨季、高速シンカーの割合が全投球の約59%で最速は95.5マイル(約154キロ)。スライダー、カーブ、チェンジアップが10〜15%で、フォーシームは約3%。1次ラウンドだった11日のドミニカ共和国戦では2番手で1回1/3を3失点。まだ本調子になっていなかっただけに、「動く速球」を攻略すれば決勝への道が開ける。

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