上武大 応援部員の丸刈り効果で?ベスト8進出 主将・鳥巣が決勝打

2017年06月06日 18:03

野球

上武大 応援部員の丸刈り効果で?ベスト8進出 主将・鳥巣が決勝打
<全日本大学野球選手権 福井工大・上武大>10回1死満塁、勝ち越しの2点適時打を放ち、一塁へ全力疾走する上武大・鳥巣 Photo By スポニチ
 【全日本大学野球選手権大会第2日   上武大5―4福井工大(延長10回タイブレーク) ( 2017年6月6日    神宮 )】 丸刈り一丸の勝利!上武大が2年連続で福井工大をタイブレークの末に下し、ベスト8に進出した。3点リードを追いつかれ突入した10回のタイブレーク(1死満塁でスタート)。主将鳥巣(とりす)が自ら「僕から行きます」と打席に立ち、決勝の左前2点適時打で振り切った。
 「きょうは苦しい戦いになると思って準備していました。鳥巣はよく打ってくれた」谷口監督は初戦突破に安堵の表情。そして報道陣を笑わせたのが「あれはまずいよね。やりすぎです」と言いだしたのがスタンドで応援した部員たちの頭。青々とした丸刈りの部員が並び選手たちも全員丸刈り。「強制してるんじゃないんですよ。朝見たら、おいどうしたんだ?」と気合の丸刈りに監督自身が驚いたという。「やりすぎて、上武に行くと丸刈りにされるといって高校生が来なくなっちゃう」と冗談半分で笑ったあと、「チームが同じ方向に向くのが勝つことより大切。青春かなあ」と妙に納得した。恩師である東洋大・高橋監督との対戦はかなわず「きのう電話をいただいて“お前は頑張れ”と言われた。(高橋)監督のためにもあと一つ二つ勝ちたい」と4年ぶりの優勝へ意欲を見せていた。

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