マエケン 3敗…ローテ外も 指揮官「闘争心のない球が多かった」

2017年06月06日 05:30

野球

マエケン 3敗…ローテ外も 指揮官「闘争心のない球が多かった」
<ブルワーズ・ドジャース>初回、テムズ(右)にソロを浴びる前田(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース0―3ブルワーズ ( 2017年6月4日    ミルウォーキー )】 ドジャースの前田健太投手(29)は4日(日本時間5日)、ブルワーズ戦で3敗目を喫した。4回2安打2失点ながら「球数が多くなった」と4四死球で92球を要し今後ローテーションから外れる可能性も出てきた。
 過去2戦連続で3失点している初回、2番テムズにスライダーを右中間席へ運ばれた。2回1死一塁では8番アーシアに死球を与え、2死からソガードに右前適時打を浴びた。毎回の7三振を奪ったが、「自分で自分を苦しめた。(一発は)追い込んでからの失投。下位打線の打者に当ててしまった。もったいない」。

 デーブ・ロバーツ監督も「打者を恐れているかのような闘争心のない球が多かった。92球では5回に送り出すことはできない」と厳しい。胸鎖関節の炎症で故障者リスト(DL)入りした先発左腕ウッドが9日(同10日)からのレッズ3連戦で復帰し、層は厚くなる。防御率5点台の前田の次回先発も不透明だ。 (笹田幸嗣通信員)

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