富山商・池田 1失点完投 “ボール1個半”2種類の直球駆使

2017年08月25日 05:30

野球

富山商・池田 1失点完投 “ボール1個半”2種類の直球駆使
<富山商・四国学院大香川西>1失点完投し、捕手梶とタッチを交わす富山商・池田 Photo By 共同
 【第62回全国高校軟式野球選手権大会1回戦   富山商4―1四国学院大香川西 ( 2017年8月24日    姫路・ウインク )】 富山商(北信越)主将の池田が1失点で完投し、4回に相手のミスに乗じて奪った4点を守り切った。
 打者に「ボール1個半」遅く届くという2種類の直球を投げ分け「振り遅れさせることができた」と満足げに話した。73歳の大井則男監督からは昨年に退任する意向を伝えられたが、池田は「自分が全国に連れていくのでもう1年やってください」と何度も懇願し、翻意させた。今季限りで退任予定の指揮官はエースに「もっと切れのいい球を投げるはず」と厳しいまなざしを向けた。

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