智弁学園・川釣 好救援 1年秋の大事故乗り越え聖地で躍動

2018年03月26日 05:30

野球

智弁学園・川釣 好救援 1年秋の大事故乗り越え聖地で躍動
<智弁学園・日大山形>2番手で4回1失点と好救援した智弁学園・川釣 Photo By スポニチ
 【第90回選抜高校野球大会第3日・2回戦   智弁学園5―3日大山形 ( 2018年3月25日    甲子園 )】 智弁学園も川釣(かわつり)が好救援だ。1―2の6回から2番手で登板。自己最速143キロをマークした直球にフォークを織り交ぜ、無失点で直後の逆転劇を呼び込んだ。
 「自分の投球で流れをつくって逆転する」と描いた通りの4回1失点。勝利の立役者は生命さえ危ぶまれた大事故を乗り越えた。

 1年秋だった。打撃投手を務めていた際に打球が額を直撃し、内出血があったため緊急の開頭手術。約1カ月半の入院生活を余儀なくされた。それでも翌年1月からチームに合流し、努力を重ねた。全国的にも珍しい川釣姓。京都府出身で幼少時は「川釣」に行ったと笑う右腕は「やっと(甲子園のマウンドに)立てた。こういう投球ができて自信になる」と喜んだ。

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