大腸がん闘病中の大島康徳氏、余命1年と宣告されていた「公表タイミング熟慮」

2018年05月07日 22:05

野球

大腸がん闘病中の大島康徳氏、余命1年と宣告されていた「公表タイミング熟慮」
野球評論家・大島康徳氏 Photo By スポニチ
 プロ野球の元日本ハム監督で、昨年2月にステージ4の大腸がんを患っていることを発表した野球解説者の大島康徳氏(67)が7日、自身のブログを更新。余命1年の宣告を受けていたことを明かした。
 大島氏は「お知らせしていなかった余命について」とのタイトルでブログを更新し、「手術前に私が先生から伺った余命は(このまま手術も治療もしなければでありますが)一年でありました」と報告。

 「私の病気が根治あるいは完治まで至っていたならばすぐにお話しできたと思うのですが現在も治療中であることから治療の進み具合を睨みながら自分の体の声を聞きながら公表のタイミングを熟慮して参りました」と経緯を説明した。

 大島氏は今月1日に著書「がんでも人生フルスイング」(双葉社)を出版。本の帯には「余命1年」と記されている。「手術から一年が経ち治療も順調に進み体調もいいことからそろそろ公表しようか?というタイミングで本の出版のお話をいただき皆様へのお知らせも今となってしまった次第です」と大島氏。「皆様に公表できたことにより不思議と、胸のつかえが一つ取れたような気がしています。私はこれからも変わらずに顔を上げて、前を向いて家族と共に歩いていきたいと思います」と前向きにつづっている。

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