国学院大・山岡 7回1安打零封で勝利貢献も…“ダメもと”続投希望却下

2018年05月11日 14:38

野球

国学院大・山岡 7回1安打零封で勝利貢献も…“ダメもと”続投希望却下
<中大・国学院大>7回1安打無失点で今季2勝目を挙げた山岡 Photo By スポニチ
 【東都大学野球春季リーグ戦第5週第2日   国学院大6―0中大 ( 2018年5月11日    神宮 )】 7回裏国学院大に3点が入りリードは4点となった。ここで先発の山岡就也(4年=広島新庄)が鳥山泰孝監督に“ダメもと”で声をかけた。「点差が開きましたが代わりますか?」すると鳥山監督は「9回まで投げたかったら四球を減らせ」とひと言。マウンドを横山楓(3年=宮崎学園)に譲った。
 7回を投げ切ったところで交代は言われていた。点差が開いたため「一応続投させてもらえるか聞いてみたんですがダメでした」と山岡。数字上は被安打1でも6与四球。前半は再三走者を許し、ベンチもヒヤヒヤの内容だった。

 昨年春は4勝0敗、防御率2・22と大黒柱の活躍。しかし「コーナーをつけば簡単に打ち取れたので、小さくまとまってしまった」と昨秋は不振に陥った。広島新庄の先輩、巨人の田口のようにコーナーを突き打ち取るスタイルに近づきすぎて本来の荒々しさまで失っていた。広島新庄の迫田守昭監督からも「田口を真似なくていいぞ。お前のスタイルでいけ」とアドバイスされ、少しずつ本来の姿に修正中だ。

 東洋大戦に勝ち点を落とし、自力での優勝はなくなった。逆転Vにはもう1敗もできない。「そのためにも僕が頑張らないと」と山岡は固い決意を口にする。残るは亜大と立正大。清水昇(4年=帝京)との2枚看板で4連勝を狙う。

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