法大・杉浦徹、公式戦初打席で2ラン 帰国子女ならではの苦労も 入学当初は監督に「おう」

2018年05月13日 11:52

野球

法大・杉浦徹、公式戦初打席で2ラン 帰国子女ならではの苦労も 入学当初は監督に「おう」
法大・杉浦 Photo By スポニチ
 【東京六大学野球春季フレッシュ(新人)リーグ戦   法大15―0東大 ( 2018年5月13日    神宮 )】 法大はカリフォルニア州からの帰国子女・2年生の杉浦徹が6回から捕手で途中出場。その裏に「初球を狙ってやろうと」と公式戦初打席初本塁打の2ランを放った。
 出生はメキシコ。日本人の父とメキシコ人の母の間に生まれた。野球は米国に移住した5歳から。徐々に頭角を現し、米の名門高Cathedral Catholicでは全米一も経験。高校3年生のときにはインディアンスにドラフト1位指名されたブレイディ・エイケン投手とバッテリーも組んだ。

 高校卒業に当たり、父の勧めで日本の大学へ。一番レベルが高い学生野球と聞き、六大学野球参加を目指して法政大学に進学した。

 「日本語は来てから勉強した。上下関係や挨拶が難しい」と帰国子女ならではの苦労もあった。入学当初は監督に「おう」と声をかけて怒られたことも。それでも「チームメイトが優しいので慣れていけた。将来も野球に携わりたい」と感謝と目標を口にした。

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