天理大「チームを一つにしてくれた」亡きチームメートへの弔い星ならず

2018年06月11日 15:20

野球

天理大「チームを一つにしてくれた」亡きチームメートへの弔い星ならず
<天理大・大商大>亡くなった福丸さんのユニホームをベンチに飾る天理大ナイン(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【第67回全日本大学野球選手権第1日 1回戦   大商大10―0天理大 ( 2018年6月11日    東京ドーム )】 2年連続6度目の出場となった天理大が大商大に10―0で5回コールド負けを喫した。3回に守備のミスなども絡み8失点。打線はわずか1安打と沈黙し主将の荻野翔大郎内野手(4年、社)は「完全な力負け。ミスが多すぎた」と肩を落とした。
 今年1月、当時2年生部員だった福丸和起さんが白血病で急逝。今季は福丸さんのユニホームをベンチに飾って試合に臨んだ。「全国でも福丸のために1試合でも多く勝ってユニホームを飾る」とチームが一丸となった今大会だったが、天国の福丸さんに捧ぐ1勝とはならなかった。「福丸のためにと戦ったが勝てず申し訳なかった」と荻野。

 藤原忠理監督は「福丸の存在はチームを一つにしてくれた。秋にまた福丸を連れて行くために、チームを作り直していきたい」と前を向いた。

おすすめテーマ

2018年06月11日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム