前田健太 昨オフFAでパ・リーグ球団からオファーあった「すごくうれしかった」日本での引退願望も明言

2024年05月17日 07:10

野球

前田健太 昨オフFAでパ・リーグ球団からオファーあった「すごくうれしかった」日本での引退願望も明言
タイガース・前田健太(AP) Photo By AP
 タイガースの前田健太投手(36)が、17日までに元日本ハムでタレント・杉谷拳士のYouTubeチャンネルに出演。将来的な日本球界復帰への思いを口にした。
 メジャーで10年プレーすることを目標に、今季9年目を迎えた。だが、一方で「あと10年はできないから」と「引退」が近づいてきていることも実感する。

 杉谷から「最後はメジャーになるか、日本になるか分からないですが、最後は広島カープで終わるというイメージはあるんですか?」と聞かれると、前田は「最後は日本では終わりたいね」ときっぱり。「カープはもちろん好きだし、愛着もあるけど、オファーをもらえないとプレーできないから。もちろんオファーをもらえればすごくうれしい」と受け身ながらも願望を口にした。

 そして「最後は日本でやりたいというのは確実に決めている」と断言し、ある裏話を明かす。それは昨年オフに8年契約が切れて、FAになった際のこと。「実は日本の球団から1球団だけオファーをもらったんです」と明かした。

 「えっ!」と驚く杉谷に向かって「カープ以外で」と前田はポロリ。「これはみんなに言ってない」と杉谷に初告白したという。

 前田は昨オフ、最も早くオファーをもらったタイガースへの移籍を決めている。「決まったのも11月で早かったし、みんながアメリカに残るだろうという雰囲気の中で、日本の球団から1球団だけ」と説明。金額提示などの正式な形のオファーではなく「“どうですか?”みたいな」という調査だったと振り返ったが、代理人から聞いたときは「それはすごくうれしかった」と本音も明かし、「ヒントを言うとパ・リーグ」と暴露した。

 これには杉谷も「ファイターズなのかな!?」と興奮。「球団は言えないけど、すごくうれしくて。アメリカに残るだろうなって中でも声を掛けてもらえたのはすごくうれしかったし、なんか気になるというか、今も気になって(試合速報を)見ちゃう」と意外な胸中も明かした。

 将来的なNPB復帰は強く「この2年契約が終わったら、日本に帰る可能性はある。最後は日本で200勝もしたい。せっかくなら応援してくれていた日本のファンの前で達成したい」と本音も語っていた。

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