大谷翔平 今季MLB最多5万3527人の大観衆に「素晴らしい風景で選手冥利に尽きる。本当に壮観」

2024年05月17日 14:46

野球

大谷翔平 今季MLB最多5万3527人の大観衆に「素晴らしい風景で選手冥利に尽きる。本当に壮観」
初回、四球を選んで一塁へ向かうドジャース・大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース2―7レッズ ( 2024年5月16日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)は16日(日本時間17日)、本拠ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場した。第1打席は四球を選んで歩き、今季11度目の盗塁に成功。しかし、その後2打数は快音なし。0―7の9回には代打を送られ、連続試合安打が3で止まった。
 初回の第1打席は変則左腕スーターとの対戦。変則フォームにタイミングを合わせづらそうにしながらもフルカウントからボール球を見極めて四球を選んだ。その後一塁走者としてスーターのけん制球が左太腿を直撃。大谷が苦悶(くもん)の表情を浮かべ、場内からはスーターにブーイングが浴びせられた。しかし、4番T・ヘルナンデスの打席の際に今季11個目の盗塁となる二盗に成功。左太腿直撃の影響を感じさせないプレーを見せた。二盗後は、注目の遊撃手デラクルスと笑顔で言葉をかわす場面も見られた。

 この日は平日の木曜日のナイターゲームながら観客数は今季メジャー最多の5万3527人。ドジャースでは今季5度目の完売となり、大谷の人気ぶりが改めて証明された形となった。大谷はこの日の大観衆について問われると「素晴らしい風景でしたし、選手冥利に尽きる。本当に壮観で、プレーしていて素晴らしい瞬間だったと思います」と感謝した。

 また、「以前、プレーする側として夢を与えようと思ってプレーしていないと言っていたが、結婚してチームも変わって環境が変わる中、野球界への貢献など考え方の変化は?」と問われると「変化はないですね。与えるつもりはないというか、押しつけるものではないと思っているだけなので。もちろん受け手の問題でもありますし、今日もそうですけど、元気が出て頑張りたいと思ったっていうのは受け手がそう感じ取ってくれるものではあると思うので、もちろんそう思ってくれるのはうれしいこと。一番は自分のやることをまずしっかりやって、それを何か感じてくれたらどんな人でもうれしいと思います」と自身の考えを明かした。

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