【沖縄】球陽 感謝星 全国“2番星”で11年ぶり初戦突破

2018年06月24日 05:30

野球

【沖縄】球陽 感謝星 全国“2番星”で11年ぶり初戦突破
<球陽・沖縄高専>開幕戦に勝利し、校歌を歌う球陽ナイン Photo By スポニチ
 【第100回全国高校野球選手権記念沖縄大会1回戦   球陽4―3沖縄高専 ( 2018年6月23日    コザしんきん )】 最後の打者を中飛に打ち取り球陽(きゅうよう)の背番号11を背負う安座間が表情を崩した。惜しくも全国2番目の白星だが、1点差で逃げ切り開幕戦勝利。07年以来11年ぶりの初戦突破に「(連敗の)記録を止めようと話していた。うれしい」と笑った。
 4―2の6回から3番手で登板し4回5安打1失点。春はエースナンバーをつけていたが、4月に左手親指を骨折し、投球練習再開は3週間前だった。「自分もエースという気持ちで投げた」と胸を張った。

 進学校のハンデも乗り越えた。平日は午後5時まで授業があり練習時間は2時間足らず。先発した山内は「早く準備したり時間を無駄にしないようにやっている」と集中して取り組んだ。

 23日は沖縄戦などでの犠牲者を追悼する「慰霊の日」。5回終了時にはベンチ前で黙とうをささげた。仲本主将は「沖縄にとって特別な日。いろいろな人の協力があって野球ができている。感謝したい」と次戦に目を向けた。 (川島 毅洋)

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