広島・中崎 3年連続胴上げ投手 山田哲K斬りで45年ぶり

2018年09月27日 05:30

野球

広島・中崎 3年連続胴上げ投手 山田哲K斬りで45年ぶり
<広・ヤ>中崎は最後を締めガッツポーズ(撮影・岩崎 哲也) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島10―0ヤクルト ( 2018年9月26日    マツダ )】 胴上げ投手はこの男しかいない。10―0の9回に大歓声を浴びながら登場した広島の守護神・中崎は貫禄の3人斬り。最後の打者・山田哲は「三振しかないと思った」と、フルカウントから外角いっぱいのスライダーで空振り三振に仕留めた。
 「うれしかった。最高です。最後もいい球が投げられた。その(三振の)瞬間は、頭は真っ白でした」

 3年連続の胴上げ投手は、1971年〜73年の巨人・高橋一三以来、2人目。緒方監督は「中崎は今年も後ろの投手として一番頑張ってくれた」と、10点リードにもかかわらず送り出した。今季は4勝0敗30セーブ。セーブが導入された74年以降で、優勝チームの最多セーブ投手が優勝決定日まで無敗はセ・リーグ初の快挙となった。 (河合 洋介)

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