デグロムのサイ・ヤング賞なるか 10勝も防御率は1969年以降で6番目の低さ

2018年09月27日 14:21

野球

デグロムのサイ・ヤング賞なるか 10勝も防御率は1969年以降で6番目の低さ
メッツのジェイコブ・デグロム投手 (AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   メッツ3―0ブレーブス ( 2018年9月26日    ニューヨーク )】 メッツのジェイコブ・デグロム投手(30)が26日のブレーブス戦に先発して10勝目をマーク。8回2安打無失点の好投、さらに10三振を奪い、通算1000奪三振を達成して今季の最終登板を飾った。
 今季の成績は32試合に登板して10勝9敗、防御率1・70。10勝と白星は伸びなかったが、24試合連続のクオリティー・スタートを見逃してはならない。また、防御率は規定投球回数に到達している投手の中では、1969年以降で6番目の低さだった。

 サイ・ヤング賞は全米野球記者協会の記者による投票によって決まるが、デグロムのこの成績はどう評価されるのだろうか。ちなみに、1969年以降でデグロムよりも低い防御率だったのは、1985年(1・53)のドワイト・グッテン、94年(1・56)と95年(1・63)のグレグ・マダックス、81年(1・69)のノーラン・ライアン、そして2015年(1・66)のザック・グリンキーがおり、この中でそのシーズンにサイ・ヤング賞を獲得できなかったのは、ライアンとグリンキーの2人だった。

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