オリ山岡、フォーク解禁「“何を投げているのか分からない”と思うような球種に」

2019年02月18日 08:42

野球

オリ山岡、フォーク解禁「“何を投げているのか分からない”と思うような球種に」
オリックスの山岡 Photo By スポニチ
 【オリックス紅白戦   白組7―0紅組 ( 2019年2月17日    SOKKEN )】 オリックス・山岡が紅白戦に初登板し、新球フォークを解禁した。吉田正から空振り三振を奪うなど2回無安打無失点。自身初の開幕投手へ猛アピールした。
 「理想は、真っすぐに見えるボールを投げること。相手が“落ちたのかな?”とか、“何を投げているのか分からない”と思うような球種にしたいです」

 ベールに包まれていた新球が明らかになったのは初回2死二塁。吉田正に対する2ストライクからの3球目は沈む軌道を描き、バットに空を切らせた。吉田正は「ストンと落ちる感じではなかったけど、高さもしっかりしていて、振らされてしまった」と脱帽。西村監督も「十分だよね、内容的にもあれだけ投げてくれたら」と評価した。

 オリックスは開幕戦で球団ワーストの7連敗中。指揮官が競争を打ち出す中で、本命右腕の進化は頼もしい。山岡は「まだ(開幕まで)1カ月あるので、クイックでの球威や変化球の精度などを修正する。自分の最初の登板試合にバシッといけるように」と意気込んだ。(湯澤 涼)

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