ギータ パワーと技術の全快1号、詰まっても「入って良かった」

2019年03月06日 05:30

野球

ギータ パワーと技術の全快1号、詰まっても「入って良かった」
<ソ・西>初回1死三塁、右越え本塁打を放った柳田(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ソフトバンク3―11西武 ( 2019年3月5日    ヤフオクD )】 待望のオープン戦1号はパワーと技術が集約されていた。初回1死三塁。ソフトバンク・柳田は西武・高橋光が投じた内角低めのスライダーに「タイミングをずらされて詰まった」と振り返る。それでも体をねじるようにして振り抜き、右翼テラス席に叩き込んだ。
 「まぐれじゃないですか」と謙遜しつつ、「パワーはちょっとあるかな。打球も上がったし、思ったより飛んだ」と自信を深めた。自己最多の36本塁打を放った昨季はオープン戦で41打席に立って本塁打はなく、開幕後も11試合目でようやく打った。今季はオープン戦3試合、6打席目で幸先良く打った。

 宮崎キャンプでは2月14日に右臀部(でんぶ)を痛めて別メニュー調整を強いられたが、プラス思考である。「レベルアップする」と筋力トレーニングに精力的に取り組み、マシンではスローボールを打ち込んで打撃フォームを固めた。23日に全体練習に復帰した後は、打球が上がるようになり「バッティングは凄く良い」と手応えをつかみ、キャンプを締めた。

 今季はOB・小久保裕紀氏の自己最多44本塁打を超えることを目標に掲げる。キャンプ中には小久保氏から「テラスはなしやぞ」と注文をつけられ「テラスなしで45本、テラス込みで50本」と宣言。この日は本拠地のホームランテラスだった。「テラス込み」なら、50発にグッと近づく。

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