慶大1年・増居 神宮デビューで1回無失点!―昨春センバツ16強左腕

2019年04月14日 16:20

野球

 【東京六大学野球春季リーグ戦第1週第2日   慶大7―1立大 ( 2019年4月14日    神宮 )】 慶大の1年生左腕・増居翔太(彦根東)が神宮デビューした。6点リードの9回から登板し、1イニングを1安打1四球で無失点に切り抜けた。「甲子園と単純に比較できない雰囲気でした。“出番があるぞ”と言われ、最後に来たけど開き直って腕を振りました」。緊張の初マウンドは2死二、三塁のピンチを招いたが、1年生の柴田颯内野手を見逃し三振に片付けゲームセット。「1年同士というより自分は左打者を抑えないといけませんから」とホッと息をついた。
 昨春のセンバツ16強左腕。同2回戦で投げ合った慶応高のエース生井惇己(1年)と現在はチームメートして競い合っている。「(生井に)負けたら試合に出られない。一つの基準にしています。それにいつか先発したい気持ちもあります」。将来は六大学を代表する投手を目指し、切磋琢磨(せっさたくま)している。

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