オリックス、異例の全員指名練習 風岡ヘッド「休める?この状況で」

2019年05月24日 05:30

野球

 オリックスが23日、不振脱却へ異例の全員指名練習を敢行した。大阪・舞洲の室内練習場で吉田正、ロメロとマレーロの両助っ人を含む全野手16人が参加。若手だけの当初予定をコーチ陣の話し合いで変更し、風岡ヘッドコーチは「全員指名です。休める?この状況で」と説明した。
 チーム打率・233は12球団最低。目下20試合連続1桁安打中で、2リーグ制以降では阪急時代の1963年の28試合に次ぐ不名誉な記録に甘んじる。DH制導入後の75年以降では既に球団ワーストを更新し、一丸で窮状打開を図る構えだ。

 起爆剤の期待を背負うのは、合流した頓宮だ。1日に降格後、ウエスタン・リーグでは13試合で打率・267、1本塁打、3打点。22日の同広島戦で2二塁打を含む3安打で昇格を勝ち取った。きょう24日の楽天戦で先発を見込まれ、「体重移動など打撃につながるトレーニングをやってきた。1本打たないと2本目もない。自分のスイングをして打てれば…」と力を込めた。(湯澤 涼)

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